なぜ外部連携が効くのか

LINE単体で分かるのは、友だち追加以降の反応だけです。 いつ来店したか、いくら買ったか、次回の予約が入っているか——運用の判断に必要な情報の多くは、LINEの外にある会員DBやPOS、予約システムに蓄積されています。

外部連携は、この分断をなくす作業です。 購買・来店・予約のデータがEngage Ch側に取り込まれると、セグメントの条件に「購入金額」「最終来店日」を使えるようになり、 シナリオ配信のきっかけに「予約完了」「カート放棄」といった実際の行動を指定できるようになります。 連携は目的ではなく、配信の精度とタイミングを上げるための手段です。

連携でできること(例)

会員 / 非会員で出し分け

会員DBと突合し、会員には特典やポイントの案内を、未登録の友だちには登録の案内を配信。同じ告知でも、相手の状態に合わせて内容を変えられます。

来店周期に合わせたフォロー自動化

POSや予約システムの来店履歴から周期を把握し、次の時期が近づいた友だちへ自動で案内。美容・治療院・整備など、周期のある業種と相性の良い使い方です。

カゴ落ち時のリマーケティング

ECサイトとの動的連携により、カート放棄を検知して自動配信。文面の設計はカゴ落ちテンプレから検討できます。

購買履歴に基づく提案

購入商品・カテゴリ・金額帯をEngage Ch側の顧客属性として保持し、関連性のある商品だけを案内。一斉配信の関連性の低さを解消します。

予約・キャンセルの連動

予約システムの状態に合わせてリマインドやキャンセル待ちの案内を送信。電話や個別連絡にかかっていた手間と行き違いを減らせます。

成果まで含めた効果測定

配信の既読・クリックだけでなく、その後の来店や購入まで分析で接続。配信が売上につながったかを確認できます。

連携対象になるシステム(例)

領域取り込むデータ主な用途
会員DB・顧客管理会員ID、会員ランク、登録属性、ポイント残高会員/非会員の出し分け、ランク別の案内
EC・カート購入履歴、購入金額、カート状態カゴ落ちフォロー、購入周期に合わせた再提案
POS・レジ来店日時、購入商品、客単価来店周期フォロー、RFMによる自動分類
予約システム予約日時、担当者、施術・受診メニュー前日リマインド、次回予約の案内
アクセス解析サイト内の閲覧・遷移データ関心の推定、経路分析との突合
業務システム業種固有の顧客・案件データ個別要件に応じた連携(内容によりご相談)

連携の可否と方式は、対象システムがAPIやデータ出力に対応しているかによって変わります。 実現可否・工数・費用は、現状のシステム構成を伺ったうえで個別にご回答しています。

対応オプション

  • 顧客DBとの動的連携(EC/GA等)— リアルタイムに近い形でデータを反映し、行動をきっかけにした配信を実現
  • 特定業務システムとの連携— 業種固有のシステムに合わせた個別対応
  • 電話番号からの配信機能— すでに保有している電話番号リストを起点にアプローチ
  • 経路分析機能— どのチャネル経由の友だちがよく反応するかを比較
  • 複数LINE公式アカウントの連携— 多店舗・多ブランド運営で、アカウントをまたいだ管理に対応

連携までの進め方

STEP 1

現状のデータ棚卸し

会員・予約・購買など、どこにどんなデータがあるかを整理します。連携できるデータと、そもそも取得できていないデータを切り分けるのが最初の作業です。

STEP 2

まずは1用途から

すべてを一度につなごうとすると、要件が膨らんで前に進みません。「来店周期フォロー」「カゴ落ち」など、効果を確認しやすい用途を1つ選んで始めます。

STEP 3

KPIを決めてレポートで回す

何をもって成功とするかを先に決め、レポートで継続的に確認します。数字を見ながら対象や内容を調整し、次の用途へ広げていきます。

よくあるご質問

連携は必須ですか?
必須ではありません。LINE内のアンケートだけでもタグ付けとセグメント配信は可能です。連携は、手元のデータをさらに活かしたい段階で検討いただく位置づけです。
自社システムがAPIに対応していない場合は?
対応可否はシステムの仕様によります。データ出力の形式や更新頻度を確認したうえで、実現可能な方法をご提案します。まずは現状をお聞かせください。
連携にかかる費用はどれくらいですか?
対象システムと要件によって変わるため、個別のお見積りとなります。基本料金との関係は料金ページをご覧ください。
導入後に連携を追加することはできますか?
可能です。むしろ、まずLINE内で運用を始めてから、必要性が明確になった段階で連携を追加する進め方をおすすめしています。

つなぐ前に、何のためにつなぐかを決める。

現状のシステム構成と、実現したい配信を伺ったうえで、無理のない連携範囲をご提案します。
実現可否の確認だけでもお気軽にどうぞ。